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Vol.27 WE DO ECO鉄道各社では様々な環境活動に取り組んでいます。そのなかで活動が盛んな東急電鉄(東急グループ)をほんの一部見たいと思います(画像は挿入しません。詳しくは関連リンクで)。
緑化活動
■人工池を組み合わせたビル屋上緑化システムを実用化 「東急建設・東急グリーンシステム」屋上につくる水辺の風景は、地球のオアシスでもあります。
いろいろな種類の植物が育ち、メダカやトンボなどの小動物がいっしょに暮らす水辺。そんな懐かしい風景を、たくさんのビルの屋上に広げていくシステムが生まれています。池を人工的につくることで、水辺に棲む小動物にとって快適な環境を生み出す新発想の屋上緑化システム(※)。大都会の平均気温が高くなる「「ヒートアイランド現象」をおさえる取り組みのひとつとして注目されています。人の心をなごませながら、都市の熱を冷ます。そんな「天空の楽園」が今日も誕生しています。 ※ 「ビオトープ型屋上緑化システム」の開発には、株式会社 光と風の研究所の協力を得ました。
リサイクル
■廃タイヤを遊歩道などの舗装材として再利用 「世紀東急工業」 人にやさしい道になって、かえってきます。
皆さんが散歩を楽しむ遊歩道などに、タイヤが使われているのをご存じでしたか?使い終わったタイヤの繊維とチップから作られた舗装材はゴムならではのクッション性を持ち、足の疲れが少ないなど長所がいろいろ。公園や歩道はもちろん、スポーツコート、病院、お年寄りや身体の不自由な方のための施設など幅広い場所でお役に立っています。廃タイヤから生まれた「人にやさしい」舗装材。ゴミを少しでも減らし、もう一度有効に使うためのひとつのアイディアです。 ■容器包装の店頭回収などエコ運動を展開中 「東急ストア」 新しい姿になって帰ってくる、その日のために。 ご存じでしたか?東急ストア各店にある「エコBOX」。食品トレー、牛乳パック、ペットボトルの容器包装を店頭で回収。食品トレーは再生食品トレー、牛乳パックは古紙100パーセントのトイレットペーパー、それぞれの原料の一部に使用され、新しいリサイクル製品へと生まれ変わります。また、ペットボトルは自社の再生処理施設で原料化しています。さらに、レジ袋削減のためにお客さまに買物袋をご持参いただく「マイバック運動」や店舗から出る生ゴミなどを肥料にリサイクルする運動も展開中。地球資源の有効利用とゴミ削減をめざし、各店で活動をすすめています。 ■使用済み普通乗車券をトイレットペーパーに再生 「東急電鉄」 使い終わったキップたちの新しい行き先があります。 改札で回収された後のキップたちの行き先をご存じですか? 東京急行電鉄ではキップを各駅で全て回収、リサイクル工場へと運んでいます。そして工場でキップたちはトイレットペーパーに生まれ変わり、新しい姿で駅に帰って来るのです。これは、年間約80トンにのぼる使用済みキップを燃やさずに再利用する、資源リサイクルへの取り組みのひとつ。 これからも、「美しい生活環境の創造」のためにできる活動をさまざまなカタチで広げてまいります。 ■おからを猫砂にリサイクルした商品※を開発し廃棄物削減を推進「東急ストア」 ※プライベートブランド商品「東急セレクトにゃんこの砂おから」 おからが、ネコのトイレ砂に。捨てずに創るアイデアです。 ご存じでしたか? 年間約70万トンのおからが、食用や肥料に活用されるほんの一部を除いて、ほとんど廃棄されてきたことを。私たちは、こうした豆腐製造後に生じる おからを有効利用し、「猫のトイレ砂」へリサイクルした商品を開発しました。おからを新鮮な状態で加工することでおからの匂いをとり、使用後も肥料として再利用できます。 私たちはこれからも、新しい発想で商品を開発し、暮らしの中にエコを広げていきます。 自然環境への配慮
■1974年以来多摩川の環境保全研究や活動を支援 「とうきゅう環境浄化財団」
美しい多摩川を、これからも。30年目の中間報告です。
多摩川に、アユの姿がもどってきました。1974年の設立以来、とうきゅう環境浄化財団は多摩川やその流域の環境を守るための調査や研究を毎年広く一般から応募し、その支援を積極的にすすめてきました。 「生活排水で汚れたこの川を、美しくよみがえらせたい。」 そんな強い思いから始まった30年の活動。 地域の皆さまとともに、多摩川の清流がよみがえる日をめざして。 これからも私たちは活動をつづけていきます。 ■駅の電飾広告看板に環境負荷の少ない LED光源を開発・導入 「東急電鉄・東急スペース開発」
環境を大切にする気持ちを、駅の広告看板ひとつにも。
東急東横線のホームにある新しい電飾広告看板は他の駅にあるものと少し違います。 光源に白色LEDを採用したこの看板は蛍光灯を使用した従来のタイプに比べ、消費電力・約60パーセント、発熱量・約50パーセント、CO2排出量・約60パーセントと大幅に削減。 また、光源の寿命が長いため廃棄物量の低減にもつながります。 環境への負担を少しでも軽くするために、これからもこの看板を東急の各駅に広げていきます。
■白馬の自然保護活動を通じて「エコアクション(※)21」に登録 「白馬観光開発」 白馬の自然への思いから私たちの活動は始まりました。
長い歳月をかけてつくられた、白馬・栂池(つがいけ)高原の自然。この貴重な自然のために、私たちは地域の皆さまとともに、外来種植物の除去、排水をふもとまで運んで処理するためのパイプライン敷設、送電線の一部地下埋設などを行ってきました。 また、栂池自然園へのアクセスとして環境に優しいロープウェイを建設・運行、自動車の乗り入れ規制を実施しました。自然を慈しみ、守り続けること。それは、白馬の自然の恵みを受ける私たちの大切な使命です。 白馬の自然保護活動を通じて「エコアクション(※)21」に登録 ※ 「エコアクション21」は、環境省が進める環境活動の評価プログラムです。 ■全店で揚げもの機に廃油量を削減する装置を設置(当社比・従来の約半分) 「東急ストア」 廃油量約50%減。環境を考えた揚げものづくり、始めています。
油を簡単にゴミにしない、そんな思いを込めて。東急ストアでは、フライや天ぷらをつくるお惣菜厨房の揚げもの機に「電界フライヤー」を設置しています。食材を揚げる油の不純物を分解する装置をつけることできれいな油を長く使えるようにし、廃油量を削減。使用済みの油は飼料や塗料の原料などに再利用しています。 環境のこともしっかり考えた、おいしいお惣菜づくり。 東急ストア・プレッセ全店ですすめています。 ■雨水を蓄えて路面温度の上昇を抑える、舗装技術を展開 「世紀東急工業」 自然の力でゆっくりと、足下から都市を冷ます工夫です。
ヒートアイランド現象の一因とされる路面温度の上昇を防ぐため、私たちはさまざまな道路舗装工法を開発しています。その一つが保水性ブロック舗装。鉄を造る際に出る不要物を再利用したこのブロックは、内部にすき間が多いのが特徴。雨天時に雨水を蓄え、時間をかけて蒸発させることで、打ち水をした後のような涼しさを長時間保ちます。おもに歩道や公園をはじめ、庭先など家の周りから。 自然の力でゆっくりと熱を冷ます、都市の温暖化対策です。 ■自然エネルギーを取り入れ、元住吉から環境志向の駅づくりを「東急電鉄」 光・水・緑のチカラで駅がエコに生まれ変わります。
東横線「元住吉」駅では、人と環境への配慮から、エコロジーの視点をもった駅へのリニューアルをすすめています。 太陽光発電システムをコンコースおよびホームの屋根全長に設置。
太陽エネルギーによる国内最大級(※)の発電電力で省エネを推進します。 そのほか雨水の再利用や改札口正面スペースの緑化など、さまざまなカタチで自然の恵みを生かした駅づくりをめざします。 駅だって、もっともっと環境にやさしくなれるはず。 私たちは、これからも新しい駅の可能性を広げていきます。 ※ 鉄道の駅としては国内第2位の太陽光発電電力(約140KW)となる予定です。
なお、ホームの屋根全長への設置は、鉄道業界では初めてのことです。
省エネルギー
■効率の良いビルごみ低容積化システムを開発 「東急車輛製造」
エネルギー効率のために、ビルごみは、小さく、小さく。
たくさんの会社や飲食店が活動するオフィスビル。そこでは、書類ごみや生ごみをはじめ、毎日多くのごみが生まれています。 この大量のビルごみを小さく圧縮してコンテナに密閉、そのままトラックに載せてごみ処理場へ運べる装置が現在、渋谷マークシティなどの超高層ビルで活躍中です。 ゴミを小さく捨てることで、例えばトラックで2回運んでいた回数が1回で済みます。それは、排出ガスの総量を少なくしたり、トラックを動かす石油燃料をセーブすることにもつながります。地球の資源を大切にしたい。 そんな願いが生んだアイディアです。 ■従来比で(※)使用電力量を約40%削減した省エネ型車両を導入 「東急電鉄」 地球環境のために電車は、もっとやさしくなれる。
新型車両「5000系」は地球環境に気を配って造られているのをご存じでしたか?運転士がブレーキをかけている時に電車から発生した電力を他の電車が再利用するしくみや車両軽量化の徹底などで、使用電力量を大幅に抑えています。 地球温暖化防止に向けてますます期待される鉄道。これからも東京急行電鉄は地球環境にやさしい鉄道をめざしていきます。 ※ 現在、田園都市線で多く運行している「8500系」との比較
ISO認証取得
■「エコ・キャンパス」で環境意識の高い人材を育成 「武蔵工業大学」
このキャンパスは、たくさんの環境アイディアでできている。
横浜市都筑区、武蔵工業大学環境情報学部の横浜キャンパス。’98年に国際環境規格ISO14001の認証を受けたこのキャンバスは別名「エコ・キャンパス」。周辺の樹木が自然のまま残され、雨水を再利用するシステムなど、自然の恵みを大切に使うためのいろいろなアイディアが構内に生かされています。 人と地球環境の未来に貢献する「環境スペシャリスト」を育てるエコ・キャンパス。ここは、自然の大切さを日々学生生活から学ぶ場所でもあるのです。 ■「ISOってなんだろう?」
そういえばISO14001ってなんだろう?
ISO14001(※)、環境に関する話題などでよく耳にすることばですね。これは、企業や組織の活動が環境にあたえる影響を、なるべく小さくする<環境マネジメントシステム>をつくるための国際的な規格のこと。現在、欧米やアジア諸国の多くの企業・団体が、ISO14001による環境マネジメントシステムづくりへの取り組みを通じて、環境に対する負担軽減に努めています。 ※ 【ISO】
International Organization for Standardization (国際標準化機構) 大きな企業が環境に取り組むと他企業も環境についてかんがえるようになります。いいことですね!
関連リンク:
Vol.26【重要】お知らせ2ホストファミリーの家に、パソコンがあることが分かりましたので報告します。
明日からなので、行ってまいります!
※写真をアップしました。この写真は2001年に水郡線の駅で撮影したものです。
青春18きっぷのポスターをモデルにしました。
Vol.25東急2006設備投資2006年度設備投資計画 ~さらに安全で快適な鉄道をめざして~
鉄軌道部門で、総額588億円の設備投資を行います。
--輸送力増強とネットワーク整備に358億円--
■大井町線改良・田園都市線複々線化工事
大井町線を溝の口駅まで延伸し、大井町~溝の口駅間で急行運転を行うための工事で、これにより田園都市線の混雑が緩和されるとともに、都心の各拠点駅への所要時間が短縮されます。2007年度の急行運転開始に向けて、溝の口駅改良工事、二子玉川~溝の口駅間線路増設工事、旗の台駅改良工事などを引き続き進めます。
■目黒線改良・東横線複々線化工事 目黒線を日吉駅まで延伸し、目黒~日吉駅間で急行運転を行うための工事で、これにより東横線の混雑が緩和されるとともに、目黒線の利便性が向上します。9月には元住吉駅付近を高架化するとともに目黒~武蔵小杉駅間で急行運転を開始します(右欄参照)。その後も引き続き、2007年度の目黒線日吉延伸を目指して武蔵小杉~日吉駅間線路増設工事を進めます。
■東横線渋谷~横浜間改良工事 東横線と東京メトロ13号線との相互直通運転を行うための工事で、これにより横浜~渋谷~新宿~池袋が1本の路線でつながるとともに、東横線の混雑緩和と所要時間短縮が図れます。2012年の相互直通運転開始を目指し、渋谷~代官山駅間地下化工事、特急・通勤特急・急行の10両化対応工事を、引き続き進めます。 --安全対策や環境対策、車両新造に165億円--
■目黒線目黒駅付近~洗足駅付近間立体交差工事 7月2日(日)の初電から不動前駅付近~洗足駅付近を地下化します。既に高架化している目黒駅付近~不動前駅付近と合わせて18カ所の踏切が廃止され、安全性が向上して交通渋滞が解消されます。 ■速度超過防止設備を整備 ATSを装備している大井町線、池上線、東急多摩川線を調査した結果、脱線の可能性がある個所はありませんでしたが、安全性を一層高めるため、池上線と東急多摩川線のカーブ区間やポイント地点に速度超過を防止する設備を整備します(大井町線は2007年度までにATC化予定。東横線、田園都市線、目黒線、こどもの国線は既にATC化しているため速度超過の可能性はありません)。 ■災害対策、防犯対策
橋梁、駅施設などの耐震補強工事や、田園都市線池尻大橋~用賀駅などの地下駅で火災対策施設の整備工事を引き続き実施するとともに、防犯カメラの増設、防犯ボタンの設置を進めます。 ■環境対策 目黒線大岡山~奥沢駅間に防音壁を設置するなど、騒音振動の低減に努めます。「人と環境に優しい車両」がコンセプトの新形式車両「5000系」の増備を進め、今年度は、東横線、目黒線、田園都市線に合計97両を導入します。 --駅施設改良などサービス改善に65億円--
■駅のバリアフリー化 三軒茶屋駅、二子新地駅など6駅にエレベーター計11基、桜新町駅、洗足駅など8駅にエスカレーター計35基、宮崎台駅、つきみ野駅など6駅に旅客トイレを新設し、三軒茶屋駅、自由が丘駅など4駅のトイレを多機能トイレに改修します。 ■PASMO対応など駅務機器・施設の改良 関東圏の鉄道、バスと相互利用できるIC乗車券「PASMO」の導入(2007年3月)に向けて駅務機器の整備などを行うほか、冷暖房を完備した待合室の設置、ホーム上の運行情報表示器の増設、池上線や東急多摩川線のホームへの列車接近表示器の機能追加を実施します。 東急線 ■東横線 ■目黒線 ■田園都市線 ■大井町線 ■池上線 ■東急多摩川線 ■世田谷線 ■こどもの国線
Vol.24 通勤電車、状況見て温度管理ラッシュ時、首都圏のJRや私鉄各社の多くはかなり込み合います。朝の通勤時の混雑率(昨年度)は、JR山手線(上野―御徒町)216%、東京メトロ東西線(木場―門前仲町)197%、東急田園都市線(池尻大橋―渋谷)191%などで、1両当たり100~160人という定員の2倍前後が普通になっています。これに対し、電車内の暖房温度の管理はどうなっているのでしょうか。 首都圏では、例えばJR東日本が基本的に22度、小田急電鉄が21度、東京メトロが20度に設定しています。 最新車両ではセンサーなどで車内の温度を自動制御しており、例えば、東京メトロは「設定温度を2度超えると暖房が切れる」などの仕組みとなっています。 暖房の熱源を座席下のヒーターに置くなどしていて、制御しにくい古いタイプもかなりあります。その場合、車掌が車内の混雑状況などを判断して、暖房を切ったり付けたりして対応することが多く、車掌の温度管理のマニュアルや規定がない会社も少なくありません。 利用客から暑いという声は鉄道各社にも数多く寄せられています。設定温度を下げることについて、「要望が高まれば検討したい」(JR東日本)などと、今のところたいした動きはありません。 冷暖房を控えめにすることは、健康の面だけでなく地球温暖化防止対策としても重要であり、環境省では民間企業に暖房時の室温を20度、冷房時の室温を28度に抑えることを呼びかけています。 鉄道会社が利用者に呼び掛けることによってひとりひとりの理解を得ることが大切だと思います。 混雑率について
鉄道の混雑率は、輸送人員÷輸送力で算出されます。混雑緩和は、民鉄のサービス向上の大きな目標ですが、この目標数値として最混雑区間におけるラッシュピーク1時間の混雑率が使われ、国土交通省は長期目標を新聞が楽に読める程度に緩和したいとしています。 このため、大手民鉄各社では、毎年度ごとに莫大な設備投資を行い、線路の増設、車両の増強、連結車両の増加、運転間隔の短縮、大型化、駅ホームの延長、変電所の増設などが実現されてきました。混雑度の目安は次の通りです。
[100%]=定員乗車。座席につくか、吊り革につかまるか、ドア付近の柱につかまることができる。 by 民鉄協会 関連リンク 輸送力増強と安全輸送の強化
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